バリ島一人旅③ ウブド編(後編)

次の日の朝。また同じレストランで朝ご飯。

パパイヤジュースです。思ったより甘さ控えめでした。

ジュースを頼むと毎回なみなみ注がれた状態で提供されるので、これだけでまあまあお腹膨れます。

パンケーキを頼みましたが、クレープっぽい見た目のものが出てきました。

想像していた見た目と違いましたが、中にバナナが入っていて生地もモチモチで甘くて美味しかったです。

この後朝9時に宿をチェックアウトして、カーチャーターで「ゴアガジャ遺跡」「ティルタ・エンプル寺院」「テガラランライステラス」を観光します。カーチャーターは日本語ガイド付きで事前に予約しました。

いかにも南国のリゾートっぽいベッド。

名残惜しいですが、そろそろこのヴィラともお別れです。本当に1週間ぐらい泊まっていたかった・・!

帰りもバイクで送迎してくれるのですが、今度はお兄さんがバイクで迎えに来てくれました。すごく感じの良い方で、爽やかな笑顔で「ありがとう〜!」と言ってくれました。

ヴィラの横にずっと置いてあったスクーター。バイクをレンタルしたいと言っていたらこれを貸してくれたのでしょうか?シートとか結構汚いけど・・

足元にはこんな物が。「チャナン」というバリヒンドゥー教のお供え物で、1日1回お供えされるそうです。バリの信仰心を感じられますね。

お兄さんにバイクで送ってもらった先では既にカーチャーターのガイドのおばちゃんが待ってくれていました。お名前はユーリさん。日本語がお上手な方です。

カーチャーターでゴアガジャ遺跡へ向かいます。

朝から渋滞中の車内から景色を眺めていると、インドネシア版(?)白バイが!

なかなかのレアショットが撮れました。

ゴアガジャ遺跡に到着。ガイドブックにもよく載っている顔の形をした洞窟があります。

ちょうど人も少なかったのでユーリさんの案内で中に入って行きます。

洞窟の中には3つの像が祀られています。ヒンドゥー教の神々をあらわしているそう。

ユーリさんに作法を教えてもらいながら像に向かってお祈りします。

沐浴場。現在は使用されていないそうです。

バリの寺院に必ず存在する「割れ門」。このゴアガジャ遺跡にもありました。

早々に次の目的地のティルタ・エンプル寺院へ向かいます。よく見ると車のダッシュボードにもチャナンがお供えされていました。バリでは本当に色んなところでよく見かけます。

そして前方には、少なくとも5人以上が荷台に乗り込んでいるトラックが走ってます。ユーリさんによると、川へラフティングに向かう団体だそうです。日本では絶対に見られない光景ですね。

ティルタ・エンプル寺院に到着しました。神聖な場所なので、「サロン」と呼ばれる腰布を巻いてからでないと境内に入ることはできません。(サロンは無料でレンタル可能)

写真はユーリさんがパワースポットと言われている大きな木の前で撮ってくれました。

この寺院にももちろん割れ門があります。ここを通って境内へと入って行きます。

この日は地元の方々がたくさん来ていました。バリ島の寺院では、誕生日のような特別な日があり、その日にはお祈りしたりお祭りがあったりするそうです。今日がその日なのかどうかはわかりませんが、寺院は大勢の地元民や観光客で賑わっていました。

この割れ門を入ると、一番のメインスポットとなる沐浴場があります。

沐浴場。ここで実際に水に入って沐浴をすることができます。

ただ待ち時間がかかるのと水が冷たそうなので私は遠慮しておきました。

湧き水で体をお清めします。水に入らなくても横の通路からでもお清めできるそうです。と言うことで私もやってみました。

湧き水を手で掬ってから、頭→顔に水をかけて最後に水を飲むという手順です。

寺院の隣にある高台に建物が見えます。この建物はあのデヴィ夫人の別荘だそうです!

体も清められたところで境内を後にします。外にはお土産ストリートが形成されていました。

伝統的な手工芸品や色とりどりの布・衣類、フルーツなどが売られています。

続いてやってきたのは、ティルタ・エンプル寺院の近くにあるコーヒー農園

「Segara Windhu Coffee Plantation」

日本語を話せるスタッフのお兄さんがガイドしながら案内してくれます。

ここではコーヒーの栽培はもちろん、収穫・焙煎・試飲に至るまで全ての工程を見学することができます。

テラスからはジャングルを一望することができます。圧巻の景色です。

今日は曇り一時雨の予報でしたが、何とか雨に降られずにすみました。

このテラスでジャコウネココーヒー「コピ・ルアク」(約500円)を飲むことができます。俗に「ウンココーヒー」とも言われてるやつです笑

※正確に言うと、ジャコウネコがコーヒーチェリーを食べて排出した糞に混ざった未消化物(種子)を用いて焙煎したコーヒーです。

挽きたてのコピ・ルアク。なんと様々な種類のコーヒーやお茶の試飲セットが一緒に付いてきます。その数、計14種類。思わず「これ全部飲んでいいの!?」と聞いてしまいました。

コピ・ルアクは苦味が少なく美味しくいただけましたが、私の口では普通のコーヒーとの違いはあまり感じられませんでした。

試飲セットの中では、マンゴスチンティーが特に美味しかったです!売店が併設されているので、バリ島土産に買って帰るのもオススメです(私もお土産用に買いました)

コーヒーを飲みジャングルを眺めつつユーリさんとおしゃべりタイムが始まります。

3人の息子さんがいらっしゃること、次男が警察官を目指していること、バリの美味しいお店のこと、バリ人の仕事事情のこと・・たくさんお話ししました。

一日カーチャーターで色んなスポットに連れて行ってもらいましたが、このひと時が一番楽しかったかもしれません笑

いよいよ行きたかった最後のスポット「テガラランライステラス」!

の前にすぐ近くの「HAPPY SWING BALI」でブランコ乗ります笑

入場料は約3500円とまあまあお高め笑

ぎこちない体勢で手を拡げる私・・笑

結構動きが激しめでまあまあ怖かったんですが、それ以上に車酔いで気持ち悪くてブランコ中に吐きそうになっていたのが見事に表情に現れていました。

こんな感じで映え写真っぽいのもスタッフさんが上手いこと撮ってくれます。

それにしてもここは男一人で来るところじゃないな・・

周りを見てみるとカップルだらけでした笑

日本人の姿もちらほら・・ツアーで立ち寄る観光スポットって感じでしたね。

ドレスの貸し出しもあったので、間違いなく女性の方が映えると思います。

地獄?のブランコを乗り終えて、テガラランライステラスを眺められるレストランへ。

棚田ビューを眺めながら食事がいただけます。

サテを注文。ビーフ&チキンのミックスです。どちらも美味しい!日本人の口に良く合う味です。

そして野菜炒めが美味すぎる!今のところバリで食べる野菜炒めの味付けが漏れなく私の好みにブッ刺さりです。

一緒に頼んだココナッツ丸ごとジュース。車酔い&ブランコでダウン寸前の私にとっての救世主です。このココナッツとサテのおかげで体調はほぼ回復しました。

実際ミネラルを豊富に含むため、現地ではスポーツドリンク代わりにも飲用されているようです。味薄めですっきりした味わいなので、水のようにゴクゴク飲めてしまいます。

しかし、その見た目以上に量が多く、飲んでも飲んでもなくなりません笑

おそらく少なくとも500mlは入っているかと思われます。

これでリクエストしていたスポットは全て立ち寄ることができました。

現在14時過ぎ。終了時刻の17時まではまだ時間があるので、残りの時間はガイドのユーリさんにお任せでお願いしました。

上の写真は銀細工のアクセサリー屋さん「Yan Yan Silver」です。

ガムランボールなどの銀細工の工程を、日本語が話せるスタッフのお姉さんが説明してくれます。

ガムランボールは少し気になっていたので、少々お高めの値段設定で観光客向けっぽい店でしたが小さめの物を1つだけ買いました。

強引に買わされる感じはなかったので、買う気がなければ買わなくても大丈夫だと思います。

ラストのスポットは「Traditional Balinese house」

バリの伝統家屋で現在も人が住んでいます。

普通に住民の方が暮らしていますが、中に入って見学することができます。

ユーリさんが家屋について詳しく解説してくれます。

そろそろカーチャーターも終わりの時間が近づいてきました。サヌールにある今晩宿泊するホテルまで送ってもらいます。いよいよウブドとはお別れになります。

バリ島一人旅④ サヌール・レンボンガン島編へ続く

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